「cherish」2012年 大幅修正について

 初めてこの作品を公開したのは2006年2月です。
 私が初めて書いた作品でもあります。
 それから最終話は…と確認したところ、実は最終話(20話)の更新日の年を間違えていたようで、たぶん2007年2月、ちょうど1年で書き上げたのではと思います。

 最後に書いたのが2007年3月にUPしたお題の作品。
 それからもう5年も経ちました。
 更新している時にはたくさんのメッセージ・メールをいただき、「実は私も先生に…」という子たちからの相談みたいなものありました。
 その子たちももう20歳前後? 早いですね。

 私も年を重ね、しばらく小説を書くこともなくなりました。
 それから自分の書いたものを客観的に見ることができるようになり、どれもこれも直したいものばかりで恥ずかしくて、でも直す気持ちがなかなか起きず、閉鎖をいつしようかとサイトの事を思い出す度に考えていました。

 そんな時、とても悲しいことに転載と盗作の被害に遭ってしまいました。
 すべて消していただけましたが、他の作品もいくつか登場人物の名前を変えられて盗作されていたのです。
 細々とやってきたので、まさかこんな端っこにある自分の作品が…と初めは目を疑いましたが、これをきっかけにもう一度サイトのことをきちんと考えようと思いました。
 そしてまずは一番たくさんの方に読んでいただけた、この「cherish」から取り掛かったのです。

 一番の修正箇所としましては、リョウと若葉の苗字。
 こちらは丸々転載に遭ってしまったので、今後自分の中で分かりやすいようにするためです。

 そして二人の関係。
 修正前のお話では、若葉の18歳の誕生日に2人は体も結ばれます。
 これは書いている時もすごく迷ったのですが、時が過ぎ落ち着いて考え直し、リョウには我慢してもらうことにしました(笑)
 卒業までおあずけです。
 どんな風に2人は話し合ったのか、また読んでいただければと思います。

 あとは誤字。
 いくつか指摘があったり、自分で気付いたにも関らず、まだありました。
 またあったら教えてください。

 それから登場人物の心の中の思いを少し加筆しました。

 読み直してみると、甘さが今の自分には恥ずかしく、直視(?)できないことも。
 季節が飛びすぎて、2人のクリスマス・お正月を書いていなかったことも気付きました。

 これからどう更新していくか、新しいお話を書けるのかもわかりません。
 しかし、まだ読んでなかった方、お一人にでも読んでいただけたら、いい時間つぶしにでもなっていただけたらと思っています。

2012年7月8日


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